当院のスタッフさんの指先、手を、なにかの際にみると、＜ぎょっ＞とすることがあって、手荒れのひどさ、あかぎれ、に、＜どうしたの、それっ！＞と、叫んでしまうことがあります。

まさに、＜叫んでしまう＞という感じです。

 

医療関係者は、患者さんに触る手なので、常にきれいで滑らかな手でいることをすごく大学病院時代に言われていて、そして、常に、手を温めておくことも、言われていました。

そして、感染予防からも、手指に傷をつけないことを、すごく教育されてきました。

 

ですので、あらゆるシーンで、手袋をする、クリームをつける、手を、こすりあわせて温めておく、という、習慣が私にはあります。

 

といっても、当院のスタッフさんたちは、家庭と、職場で、手洗い、洗剤、アルコール、小銭、紙、と、あらゆる手指に負担がかかるものを触っていて、院長が＜手袋使っていいよ、積極的あらゆるシーンで使いなさい＞、といっても、かえって、面倒くさくなる瞬間もあるでしょうし・・・・・うぅ・・・ということで、もちろん、そこまで手指がひどい状況だと、医療処方で、ヒルドイドクリーム塗布の適応がありますので、診察して、処方することにしました。

 

この季節、この時期、どうしても、普通のハンドクリームでは手に負えない、ひどい手荒れや、あかぎれがあれば、ご相談ください。

当院から、月に５０ｇの制限はありますが、ヒルドイド処方します。

 

診察代・院外薬局での処方だと、だいたい、2500円ほどかかります。

５０ｇ程度で、その値段は、ないわぁーと、思うと思いますが、そこまでしてもいいと思うほどの手指の荒れで悩んでいる方には、ぜひ、試して頂きたいです。

 

女性のひどい手荒れをみると、本当に、胸がいたみます。