🌳人を育てるということ📚

自分が院長となって、人を雇うことになった時に、最初に思って、今も思っていることは、当院で働いたことが、その人のスキルとなり、仕事がその人の人生を、経験・経済・誇りをもって、豊かになることを考えています。

 

そのためには、すべてを私がしては、いけません。

 

目を配り、指示はだしますが、<その仕事はその部署・その人の責任として遂行する>ということを、<見届ける>というスタンスを貫かないとだめなのです。

 

これは、自分はやったほうが早い、自分の方がスピーディーに、要領よくできる、と思うことがあったとしても、自分が手をだしてしまうと、スタッフさんの能力UP,スキルにはつながりません。

 

指導する立場になったスタッフさんが、新人さんたちの仕事を、先に先に、手助けをしてしまうのをみて、<それでは、新人さんたちが育たないから、あなたのする仕事は、何が抜けているかに気づき、それを指摘し、次は自分でできるように育ててあげるのが、仕事よ>、という話をしました。ダブルワークの人ですが、<もう一つの職場でも同じことを言われました、育てるのって、難しいですね>、と、素直に受けとめてくれました。

 

<愛情と厳しさをもって、育ててあげて、それが、指導する側の想いよ>、と、伝えました。

 

当院のスタッフさんが、たくさんの方に感謝されているのを口コミでみるたびに、みんなにしっかりとしたスキルが育っているのを、とてもうれしく思っています。