💉採血後の注意(内出血・手のしびれ)💉

当院では、採血後に必ず、<しっかりおさえておいてください><手をまげておいてください>とお話しますが、これは、採血後の内出血対策です。

 

あと、採血時の神経疼痛がでないように、採血のむつかしい方には事前に採血部を温める、横になってもらうなどの対策で、穿刺回数を減らすように工夫しています。

 

また、穿刺回数が多い方、血管が脆くて、採血をしたのちにすぐに内出血を認めた方には、血流改善のためのクリーム塗布など、最大限、日常的に、内出血、神経疼痛には気をつけて、対応しています。

 

それでも・・・・・内出血や、神経疼痛が、採血後にでてしまった場合は、それは、<不可避(回避ができない)>なことなのです。

 

ご相談いただいたら、もちろん、疼痛や内出血を軽快させる処方や、神経疼痛の度合いによっては神経をみてくれる医療機関へご紹介し、真摯に対応させていただきますが、<当院のせいでこうなった>と言われても、それは、患者さんご自身の神経の走行、血管の脆弱性、も否定できず、責任の所在をクリアにすることはできません。まして、すべての処方、すべての受診を、全部当院負担、で、と言われても、それも、対応できません。

 

採血行為というのは、ノーリスク、ではないです。

ですが、必要な検査であり、内出血や神経疼痛の発生の可能性があるということはご理解ください。

 

日常的に、当院の看護師たちは、さまざまな採血時に、リスク回避のためのお声がけ(アルコールは大丈夫ですか、採血後しっかりと圧迫しておいてください)をしておりますが、さらに、細やかな観察や配慮を行うように指導しました。

 

よろしくお願いします。