脚のむくみ、痛み、冷えは、<どうしようもない>と思って、あえて
よほどの症状にならないとおっしゃらない患者さまが多いのですが、
かかりつけ医としては、是非とも診察の時に、教えて頂きたいのです。
それは、高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病による
動脈硬化や血管の内側のつまりにより、血管内の血のめぐりが悪くなって、
そのような症状になっていることが多いからです。
血のめぐりが悪くなる理由は、大きく2つあって
1)動脈硬化で血管が固くなって、血管が柔らかく動いて起こる<通常の血管の
ポンプ作用>が正常に作用しないため、心臓に血が戻りにくくなっている。
2)血管の内側に、コレステロールがびっしりついて、血管の内側が詰まりつつある。
というものです。
<<えぇ~~~~、それ、すごいやばいんちゃうの???>>
はい、血のめぐりが悪くなると、張り、むくみ、冷感、痛みは、ますますひどくなります。
では、どうしたらいいのでしょうか。
1)血管年齢検査・心電図・血液検査(心臓検査も含む)を、当院で行う。
2)特に、血管年齢検査で問題があれば、済生会中津病院<<末梢動脈疾患外来>>
を受診して頂く。
(受診当日に、心臓エコー・下肢血管エコー・胸部レントゲンなどの精密検査を一気に
行い、受診日当日に、病状の診断と今後の加療について説明を受けることができます。)
という流れで、今後の加療方針を決めていきます。
諦めずに、我慢せずに、足のむくみ、張り、痛み、冷えは、当院にご相談くださいね。