★世知辛い★コスト削減ということ・・・★

日本の研究開発・医療・経済、というのは、本当に、民間に託されていて、なんでも、民間に丸投げ、というイメージを私はもっています。

 

だから、早急な利益を求める株主の力が強くなって、時間とお金のかかる研究開発費の削減を余儀なくされると、民間企業に研究開発を頼っていたわが国は、一気に、国としての<経済力>にダメージがでる。

 

いまや、この国の<これが突出している>の企業・開発がなくなって、<観光立国>を目指すことになって、外国の動向に振り回されることになってしまってます。

 

ユニクロの会長の、<国の経済力の立て直しに、抜本的は改革が必要だ。こんなバラマキ政策ばっかりやって、この国はどうなっていくのか、これがいいとは思えない>というの、本当にその通りです。

 

クリニックとして感じるは、先発品(新薬)開発した会社が、薬が先発品として扱われるいるうちは、患者さん向けの小冊子の供給も情報提供もしてくれますが、ジェネリック発売とともに、小冊子の作成をやめたり、情報提供も激減します。

自社としては、手放した薬、この薬に対しての医療界への貢献は辞めさせて頂きます、ということですよね。ジェネリックが発売されている薬を、飲み始めの方には、最初から、医療提供状況が悪い、ということになってしまいます。もちろん、最初から、お安い値段でお薬を飲めるというメリットはありますが。

 

ジェネリック発売とともに、小冊子の作成を辞めるので、今後、提供はできません、先生のところが、患者さんへの指導に使っているのはわかっているので、在庫をできる限り、お持ちしました・・・とか言われると、世知辛いなーとか、思いますよね。製薬会社さんが提供していた、患者さん向け医療情報サイトの閉鎖、とかもありますよ。えぇー、と、思いますけど、利潤を追求する、という、資本主義社会では、仕方がない、としか、いいようがありません。

 

資本主義社会で生きていくには、まずは、自分の経済力の自衛!

若者よ、手に職をつけておくれ、ライセンスをとる道をまずは考えて、生涯いつも働ける地位をゲットしておくれー!ライセンス、大事!