<新時代幕開け>糖尿病・高血圧・逆流性食道炎

<糖尿病>

まったく新しい作用機序のお薬が、今年9月から発売開始になりました。

当院では、院長の方針により、まったく新しい作用機序のお薬は、1年様子をみてデータがそろってから処方することにしていますので、当面当院からの処方はありませんが、しっかりと1年間、勉強しておきますね。

<高血圧症>

心不全治療薬が、重症高血圧症に対して、降圧剤としての適応がでました。当院でも、3種類までは通常の降圧剤を使用して、それでも降圧目標値達成が得れない場合は循環器科の受診につなげていますが、重症高血圧症治療に対して、また、ひとつ、選択肢が増えました。

いま、盛んに勉強会が行われていますので、私も、参加して勉強しています。

<逆流性食道炎>

診療ガイドライン2021がでましたので、現在治療は、また、新たな時代を迎えました。

逆流性食道炎は、胸元の灼ける感じの不快感だけでなく、喉元から肺に胃液が流れ込んで咳の原因にもなります。本当につらい病気だと思います。最新のガイドラインにそって、治療を進めていきます。

 

内科は、各疾患に対して、刻々と治療薬やガイドラインが更新されていくので、みなさんに、最新の診断・治療をお届けできるように、日々、精進していきます。