12月、参加予定にしている勉強会、すごい数です。(笑)。
コロナで、激減していましたが、<ウイズ コロナ時代>を当たり前に、どんどん、開催されています。
勉強会に参加すると、孤独で見聞が狭くなりがちな開業医ですが、大きな病院では、今、リアルにどんな医療が行われているのか、後々には、その医療が、市中に拡がることや、重症の患者さんによりよい治療の提案・関連医療機関の紹介を考えたときに、今、勉強しておかなければ、と、思います。
でも、お薬の種類、治療の幅は広がるほどに、その人にあったオーダーメイドの治療を考える時に、選択肢がすごく増えるわけで、これが最善か、と、迷いに迷う、考え込んでしまう、ということが起こります。
こういう組み合わせがよいように思うけど、この薬を入れるなら、こっちは、こうした方がいいかな・・・。カルテをにらみながら、しばし、考え込むこともありますし、時には、患者さんに、投薬内容を説明しながら、<いや、でも、こっちの方がよりいいのでは・・>と、黙り込んでしまうこともあります。
治療するなら、原因を断ち切りたい、うまくコントロールしたい、症状を和らげたい。そして、患者さんに、受診してよかった、また、しんどいことがあれば、医療機関を受診しよう、そう思ってもらってこそ、病気の早期発見早期治療へつながると思っています。
一度の受診が、その人の人生の転機になってほしい。いつも、そう思って、診療にあたっています。