コロナの変異株は、感染力が7割増し、というニュースをみて、なんか、心の中で、プツンと、なにかがきれた音がしました。

 

それは、この1年

●2年以上大事に育ててきた3人もの看護師スタッフの離職、その後の再構築

●救いたい患者さんの診療をお断りしたり、きちんとした検査ができなかったりの医者としてのストレス

●常に院長として、患者さん・スタッフ・院長自身・自分の家族へのコロナ感染への懸念

●揃わない物品獲得のための奔走

●経営不安（ま、もともと患者数の多いクリニックではないので、これは、最重要課題ではない）

と、ずっと緊張とストレスを強いられる中で、やっと、やっと、やっと、世界規模で予防接種が始まり、集団免疫獲得でどれほど状態が改善するか・・・と、期待を寄せていたところでの、強力な感染力をもつ変異株の出現。

 

まるで人間をあざ笑うかのように予防接種が始まった時に猛威を振るい始めた変異株。

 

ストレスは、原因の改善・消失の期限がみえていれば頑張れるけど、延々と、先がみえない中で頑張り続けるのは、本当に、つらい。

 

私は、まだ、いっても、上記程度。それでも、かなり、心が折れた感が強い。

でも、コロナ最前線で働くエッセンシャルワーカーのみなさんのがっくり度を思うと、もう、医療崩壊は、エッセンシャルワーカーのメンタル崩壊と共に、間近にせまっているきがしますね。