先日、息苦しさで来院された患者さんを検査すると、心不全状態で、即、紹介受診、緊急入院となりました。
入院された翌日、お姉さんがお礼に・・・と来院されたら、なんと、うちのかかりつけの患者さんでした。
びっくり。お名前が違うから(お姉さんが嫁ぎ先のお名前なので)わかりませんでした。
息苦しい、息苦しい、と、日増しにひどくなっていくのに、ほかのクリニックにいって原因がわからないから、<ひさこ先生のところにいってみたら>と勧めたら、こんな状況だった、命拾いしました、とのこと。
先生を、ギューッとハグ(抱きしめて)して、お空へ投げたい(胴上げ?)気持ちです・・と。本当に、大事な弟なので・・と。
あと、急なことだったので、何の用意もできなかったけど、気持ちだけですけど・・・って、おうちにあった韓国のりとか、ぽんかんとか、袋にいれて、もってきてくださいました。こういうのは、本当に、気持ちがこもっていて、先生、すごくうれしいですね。
内科医として、当たり前のことしただけですが、胸がいっぱいになった出来事でした。
こういう時、泣きそうになっちゃうので、なんか、かえって無愛想に感じになってしまって困ります。(笑)。
かかりつけの患者さんが、口コミで、次の患者さんに当院を紹介して下さる。
そういう信用してもらえるクリニックを目指しています。