日本の医療のレベルの高さは、本当にすごいんです。
1)高価なお薬が当たり前に使える
皆保険制度があるおかげで、世界の人たちがびっくりするほどに
日常的に最新のお薬が当たり前に処方されている。
つまりは、高度な医療が、日常的に国民に提供されているんですよ。
2)地域連携
国土が狭いため、人の住む地域が密集しており、かかりつけ医
→普通の病院→最先端医療施設が密に連携できている。
3)医師の教育活動が盛ん(それぞれのレベルにおいて)
開業してから、ほとんどの木曜夜、土曜の夜に勉強会に参加しています。
かかりつけ医にはかかりつけ医用の勉強会。
大きな病院に勤める先生には大き病院でするべき医療の勉強会や学会。
ものすごい数で勉強する機会が提供されています。
つまりは、医師の医療レベルも地域のかかりつけ医におけるまで
教育システム、地域連携が成立しており、かつ、最先端のお薬で
国民のみなさんは加療されているわけです。
開業してから、しみじみ、それを感じています。
でも、このシステムを崩壊させないでおこうと思うと、早期発見
早期治療で、みなさんが少量の医療費で健やかな毎日を過ごして
頂くことが大事なんですね。
あわせていうと、健診システムも、1年にひとり1回は絶対に受ける
システムになっています。職場健診、市民健診、特定健診などですね。
健診の機会を逃さず、ひっかかれば早めの受診、早めの治療。
みなさんの意識だけでも、国の医療費削減に協力できます。