みなさんは、大腸がんと、直腸がんの違いがわかりますか?
大腸とは、食物が通って、まだまだ、水分を吸入したり、腸管が便に対して機能しているところですが、直腸というのは、肛門直前、便の通り道、です。
日常的に、検診などがおこなれているのは、<大腸がん検診>であって、直腸は、見逃されていいるんですね。
直腸は、大腸の腫瘍マーカーでもあがってきません。
発見は
①下部消化管内視鏡(一般的に、大腸ファイバー、と、言われる検査)で、みつかる
②出血して、みつかる
③どこかに転移して、その転移元を探す中でみつかる。
①は早期発見は可能ですが、②③では、かなり末期の可能性が高いです。
下部消化管内視鏡は、検査の時に、前癌病変と言われるポリープは検査ついでに切除できますし、そんなにみつけにくい直腸がんもみつかります。
1年に1回、検査でなにもなければ、2-3年に1回。ぜひ、受けておいていただきたい検査です。
(当院では施行できませんが、近隣のクリニック・病院を、年齢・性別にあわせて、ご紹介します)