🏥 紹介先の選定 🏥

当院で、<これはかかりつけ医の加療範疇を超えている>

<さらなる精査をした方が絶対にいい>と思う患者さんは

近隣の病院への紹介を行っていますが、私は<近くだから

○○病院にしましょう>ということは、あまりしていません。

 

以前、大きな病院の先生とお話しながら<僕は、この疾患に

かけては、だれよりも熱意をもってやっているんですよ。

高飛車と思われるかもしれませんが、この疾患で僕を受診した

患者さんは本当幸せだと思います。>

これ、すごいわかるんです。私も、こういう先生にかかりたい。

もちろん、患者さんも、大部分の方はそうだと思います。

 

ですから、この疾患なら、この病院の〇〇先生。

この疾患なら、〇〇病院の△△科の先生方なら間違いない。

という風に、これまでの勉強会での講演や、親睦会での面会

などを経て、自分なりのこだわりをもっています。

 

先日、会社健診でこられた患者さんは、

1)軽度糖尿病

2)脂質代謝異常(高脂血症)からくる血管異常

3)胃の具合は悪い、便秘もある

4)お咳が止まらない

という症状で来られたのですが、まだまだ、働き世代でこれからの

長い人生を思うと、ぜひ、私が一番いいと思う先生のところで精査を

受けてほしい、と、お願いして、すべて違う病院になってしまいました。

 

もちろん、家庭や勤務状況で、1か所の病院で、すべて診て頂くことも

あります。でも、それは、それで、紹介先の先生と密に連携をはかり、

疑問点があれば、積極的に質問させて頂いて、患者さんの健やかな日々を

支える拠点でありたいおもっています。

 

クリニックでできること、病院でできること。

それぞれの役割分担をしっかりと考えながら、患者さんの健やかな日々を

お手伝いさせて頂きます。