辛抱・心棒

辛抱する・・・・・。

 

なんか、こういう忍耐系のことが、死語になりつつあると思います。

 

辛抱・忍耐・根気、その先にみえる希望と満足。人生ではとても大切なことではないのかしら?

 

私の子供が小さい頃、私にかわって耳鼻科受診に子供を連れていってくれた母が、診察で泣きさけぶ子供に

 

辛抱しなさい、辛抱とは、心に一本棒をもつことよ!それを支えに、頑張りなさい、と、説教したのだとか。保育所時代だから、2-3歳の子供にですよ?うちの母は、そういう人でした。

 

後日、私が診察につれていって、<〇〇ちゃん、泣かないで、頑張って>というわたしに、先生が<あんたのお母さんの方がよほどしっかりしているわ、この間、こう言って子供に説教してはったで>と、教えてくれました。

 

先日、バケモノの子、の、心に剣を、という言葉を聞きながら、ふと、母の、心棒、の話を思い出しました。