自衛隊からコロナはでなかった★理由★

ダイヤモンド・プリンセス号の船内・船外 いろんな部署に、自衛隊隊員が多数派遣されていました。

しかしながら、業務にあたった自衛隊からは、一切、コロナ陽性者はでていないそうです。

 

なぜか?その特集をテレビで見ながら、医療者なら当たり前のことが、きちんとなされていたという現実を感じました。

 

まずは、徹底した防護。

防護服がきちんと支給され、脱ぎ着するための開閉部は、着衣後粘着テープで閉鎖、常に消毒薬が手短にあり、なにか感染に関連する部分に接触した場合は、即座の消毒。

そして、防護服の脱ぎ着・消毒など、必要なテクニックを、看護隊員から、徹底指導。

 

次に、徹底した隔離。

業務にあたる隊員は、近くに、船を停泊させて、その船に隔離。

しかも、内部は、神大の先生が訴えていたように、危険区域に入った隊員と、リスクの低い区域で業務にあったた隊員が、接触しないように、内部はきちんと区分けされていたとのこと。

 

そして、なにより、上官命令は絶対、言われたことを素直に遂行する意識の高さ

 

です。

 

確かに、自衛隊は、バイオテロ対策という意味でも、日常的に訓練もされており、しかも、強固な肉体をもっているので、今回、政府・船内スタッフが感染したことと比べることには無理があるかもしれません。

 

でも、きちんとした対策をすれば、関係者から感染をださずに済む可能性は、うんと増えるのです。

 

当院でも、マスク上部(鼻部)には、テープを貼って、マスクのずりおち防止、少しでも、口の周りを安全にしておくことの指導をしました。でも、なかなか、みためかっこ悪いし、抵抗感は高そうです。

ちなみに、院長である私が、率先してやってみましたが、あまり目立たないということで、これは、やってみる価値はありそうです。

でも、さすがに、少し、息苦しい時もあり、それこそが、安心の証でもあるのですが・・・・(ちなみに、N95マスクを本気で装着すると、めちゃくちゃ息苦しいです)