先日、患者さんから、＜自宅でできるコロナの過去の感染がわかる抗体検査をしてみたら陽性でした。しらない間に、コロナに罹っていたようで・・・・・＞とのこと。

 

ということは・・・・・ご本人はすでに治っている（抗体をもっている）けど、罹患中は、知らずに、まわりに感染を拡げていたということ、に、なりますね。

 

そういうことが、日本中で、いっぱい起こっていると思います。

 

でも、自宅で自分でできるコロナ検査、１）PCR検査（現在の感染を知る２）抗原検査・IgM抗体検査（現在の感染を知る）３）IgG抗体検査（過去の感染を知る）いろいろありますが、結構、有用だよなって、思いました。

 

保健所で検査してもらえない、あのしんどかった時は実はコロナだったかも？、など、コロナ感染に対して思うことがあれば、とりあえずは、民間の、そういう検査を受けてみるというのも、ひとつの手段としてありだな、って思いました。

 

でも、結果がでて、周囲に感染が及ぶ可能性などがあれば、正直に、勇気をだして、職場・友人・身近な人に、申告してほしいと思います。

 

昨年、夏前に、一時期、当院でも既往感染を知るIｇG検査を導入したときに、試しに自分もやってみましたが、陰性でした。キットは10回分あったので、9回は、希望する患者さんに自費検査でやってましたが、9人とも、陰性でした。そのときの自分も含め、10人の感想は、＜陰性でほっとしたけど、まだ、これから、罹る可能性があると思うと、まだまだ、感染対策が必要かと、ため息がでる＞というものでした。陰性でも、プレッシャーはかかります。