コレステロールの内服薬の副作用として、<筋肉の傷み(痛み)>というのがあるので、当院では、コレステロール治療中の方で、フォローアップにコレステロール値をとるときには、筋肉に関する血液検査項目も、必ずいれています。
すると、ときどき、ずっと正常値なのに、とんでもなく、上昇の矢印が太線になるほど、急激に上昇する方がおられて、ぎょぎょー!となるわけですが、よくよくお話をすると、<筋トレを始めた><引っ越しがあった><アウトドアで、重いものをもった>などのエピソードがでてくるわけです。
わぁー、そんなことまでわかるんですか?と言われるほど、筋肉を使うと、正直に、血液検査に反映されます。
尿検査も、疲れ、体調不良が、すぐに反映されますね。
検査というのは、その時、その時のあなたを、本当に、素直に反映してくれます。
定期的な検査の必要性、健診の大事さを、実感して頂ければと思います。