総合感冒薬は、薬局で買えということか?

総合感冒薬が、まったく手に入りません。

 

確かに、この薬は安価で、<まったくをもって製造製薬メーカーにしてみれば作れば作るだけ赤字というお荷物>で、コロナ禍で、薬の供給ができない、しなくても許されるという状況になった今、各製薬メーカーは、黒字の薬に製造ラインをシフトして、安価で、赤字採算で、製薬会社としての責務で作っていた薬は、放棄、の方向です。

 

コロナが収まりつつあるのに、なんで、いつまでも鎮咳薬が供給されないの?

安すすぎて、メーカーにとってやってられない薬だからです。

(去痰剤は、お高いので、きちんと供給されていますね)

 

しかし、お熱はないけど、喉が痛くて、鼻水がでて、咳がでて、なんとなく関節痛もあって・・・・という、ひとつひとつの症状は軽度でも、いろんな感冒症状はでている人に、処方できる総合感冒薬がないと、

 

①それぞれの症状にあわせて、薬を出す(大量の薬の処方になっちゃう!)

②薬はできる限り少なくてして、対症療法でしのいでもらう

③受診しているにも関わらず、対症療法を言われてつらいから、薬局で総合感冒薬を買う

 

という3択になってしまうのでは?と、頭を悩ましています。

 

実際、風邪をひいて、お鼻がぐずぐずしている息子に、総合感冒薬を家にあった手持ち分から服用させましたが、これが切れたら、今後どうするんだろうな、こういうとき、と、悩んでいます。薬局で総合感冒薬を買うしかないよなぁー。

 

資本主義社会であるいじょう、採算のとれない商品が淘汰されていくのは仕方がない。

だったら、採算のとれる価格にして、販売してほしい。

でも、そうなると、保険診療費用があがるので、政府が薬価をあげてくれない。

医療機関で手に入らないなら、薬局で買うか。

薬局での販売薬なら、製薬会社も採算がとれる、国も保険診療費をおさえられる。

結局は、普段から、医療保険費を高額払っているのに、使えない医療保険になっていく、のか?

 

なんか、総合感冒薬が手に入らないところから、グルグル、医療環境の変化を感じて、暗い気持ちになりました。

 

病気にならない!病気は、早期発見早期治療(どんな病気でも!)!ここです、肝は!