早期発見のできない避けようのない<癌>

癌の早期発見を!早期発見したら完治できることも多いから!と、よくこのブログで、細やかな健診受診をお勧めしていますが、早期発見ができなくて、避けようのない癌が、白血病を始めとする、<血液癌>なんですよね。

 

血液癌は、普段から血液検査を受けておけば、確かにみつけることができるのですが、いきなり出現しますし、生来健康な方にも、いきなり起こるので、どうすれば防げたのか、など、悩みます。かかりつけ医にとっても、患者さんにとっても、非常につらいところです。

 

また、症状も、<痛い>とかではなく、<なんだか、しんどい>が、主症状になるので、<過労かな?><夏バテかな?><メンタルかな?>と、様子見をしてしまう方が多く、本当にしんどくなってからの受診が多いのも、特徴です。なんだか調子が悪くて・・・・と受診して、いきなり、<血液癌(白血病)です>とか言われてしまうんです。

 

考えてみてください。話す医者もつらいし、いきなり、それを言われる患者さんと家族なんか、奈落の底に突き落とされたという感じがすると思います。早期の臓器癌発見とは、訳が違うので・・・。いきなり起こって、いきなりハイリスクとかもありますしね。

 

体調が悪いときは、やはり、早めの受診をお願いするしかないと、しみじみ、思います。