打ち手に<臨床検査技師><救命救急士>

コロナ会場で必要な医療従事者を考える場合

1)問診

2)薬液補填

3)接種介助

4)接種施行者

5)観察

このなかで、絶対的に、急ごしらえができないのが、1)と3)と5)と思う。

 

問診は、接種してもよいかどうかの判断が必要なので、医師が担当する必要があるし

観察は、医師と看護師が、担う必要がある。

接種介助は、患者さんを安心させ、万が一にも接種時の気分不良に即座に支えなどの補助ができるという意味では

看護師さんでいる意味は大きい。

 

2)と4)は、数回やってみれば、即座に身につく手技、必ずしも、修練が必要とは思わないので、頼める職種があるのであれば、特例はあり得ると、本当に思う。

 

思えば、私が筋肉注射を体験したのは、いきなりであった。

研修医として大学病院で配属になったばかりのときに、いきなり、新入職のB型肝炎ワクチン集団接種の打ち手であった。

 

筋肉注射って、こうすんねんで。

それだけで、あとは、やって慣れろ、ということで、プスプス、ひたすら打っていく。

それに比べれば、今回、臨床検査技師さんや救命救急士さんには、きちんとしたレクチャーもあるだろうし、すごく現実味のある話、だと、思う。

 

国民全体に、急ピッチで進めていく、というのであれば、特例も致し方なし。

そのなかでは、なるほど、と、思う、提案だと思う。

 

ちなみに、私が2回打ったうちの、1回は、不慣れな若い看護師さんによる接種だった。

でも、補助についてくれていたのが、ベテラン看護師さんだったので、まぁ、ハラハラはしたものの、特に問題もなく、練習台になれてよかったな、医療貢献できた、という気持ちもあって、納得している。