＜患者さんが命を終えたいと言った時＞NHKの番組を観ました。

 

医師として、なにができるのか・・・・。

 

自分が＜命を終えたい＞と思う状況になった時に、医療になにをのぞむのか。

 

このテーマは、自分のなかでとても大きく、もっと、医療を介した選択肢を患者さんに与えてあげてほしい、と、本当に思うことなのです。

 

自分が年をとってくると、あらゆる、自分が死ぬときのイメージがリアルになってきます。

 

＜家族への負担をかける苦しみ、自分自身の人生の美しさや尊厳、そして苦痛からの解放＞、自分で命を終える選択がほしいと、切に思うだろうな、と、思いつく状況があります。医療現場を知る身になれば、あの状況になれば、と、いうのは、いっぱいあります。

 

＜患者さんが命を終えたいと言った時＞そのことに医療がかかわるのは、

それは、医師にとって、殺人なのでしょうか？

それは、患者さんにとって、努力の足りない、逃げたことになる、自殺なのでしょうか？

 

本当に、議論を尽くしてほしいことです。