日本も、2月中旬から、優先基準を設けながら、新型コロナウイルスワクチン接種が開始されます。
医療従事者に関しては、優先枠で接種するかどうかの決断を、1週間限りの期間で締め切り、接種の返答がなければ、一般枠のほうの接種になると連絡がきました。
接種するかどうか聞いたところ、当院のスタッフは、自主的に全員接種での返答となりました。(全員ということに、院長自身がちょっと、驚きました。そこまで、スタッフさんの危機感は強いんですね)
最近では、患者さんからも、<接種どうしたらいいですかね?先生>と、相談されます。
こたえは、はっきりいって、ありません。
これは、どの予防接種でもいえますが、接種によるリスクはゼロじゃないです。
万が一、体調不良がでたら、もう、<残念なほうだった>と、あきらめるしかありません。
これで、あきらめきれない、という人は、接種すべきではありません。誰のせいでもありません。
接種をする人は、1)接種によるリスクを覚悟する →2)罹患しない可能性が高くなる、罹患しても軽症の可能性が高くなる。
接種しない人は、1)接種に伴うリスクは回避 →2)罹患は、接種しない人よりリスクが高い、でも、それを覚悟する。
という2択しかないんですね。この2択しか、ないんですよ。
もちろん、どっちも、怖いですが、年齢、体調、これまでのアレルギー歴、などを加味して、<えいやぁー>と、決めるしかありません。