実は、私は、あまりにも一生懸命にりっぱな母になろうとしすぎて
ここに、あまりにひどいとも思える夫がいて、自分は仕事でほとんどワンオペで私に育児をさせておきながら
何かにつけて、親としてりっぱであれ、こんな親でいいのかと、超モラハラで散々私を責め続けるという状態で
それでも、超まじめに、その言葉を受けとめて、こんな自分ではいけないと、さらに自分を奮い立たせるという
どんなけ自分をいじめ続けたのかという、約20年の、育児うつだった気がするんですね。(今だからわかる)
特に、第1子出産後は、難産の上に、ひどい出血で、立ち上がるのもつらいほどの貧血の中で、自分を追い詰め、夫に追い詰められ、ある日、家で、もうだめだ、子供と一緒に、飛び降りるしかない、とまで、思いつめたことがあるんです。
その時に、布団をたくさん重ねて、そこに、子供をポスっと落とす、ベランダから子供を投げ落とす前振り、を、してみたことがあるんです。
あー、できん、こんなこと、できん・・・と、子供を抱きしめて、泣き崩れたことがあります。
こんなことを、もちろん、人に話したことはないんですが、先日、芸能人が、まったく同じことをしたと、投稿されていて、それをみて、私は、すごく救われたんです。
あー、同じことしている人いるんや、そうか、私だけじゃないんだ、私だけが、鬼母ではないんだ、と。
だから、同じような、もう、だめだ、親子心中しかない、布団に、パスっと、子供を落とすことをしても、それは、やっちゃう人、いるんですよー、でも、私、結局20年耐えきって、いま、子供と楽しい日々を過ごしてますよ、大丈夫、子供は育ちますよ、いつか、乗り越えれますよ、って、伝えたいんです。
待望の子供にこそ、より、このこをりっぱに、そして自分も親としてりっぱに、の、プレッシャーがかかりすぎてしまうんですね。
take it easy!「のんびりやる、気楽にいく」
誰も、私に、そんな言葉をかけてくれなかった。
私は、当時の私に、そう、言葉をかけてやりたいんです。
そんな気持ちでいることが、結局、あなたにも、子供にも、幸せなのよ、と。
肩肘に、力が入りすぎてませんか?
ちょっと、優しく、自分をだきしめてみましょう。