患者さんやスタッフさんから、<先生、このコロナを心配しないといけないのは、いつまでですかね・・・>と聞かれるたびに、答えに窮しています。
まずは、ワクチンができるまで、だろうね・・・。でも、持続免疫にならないそうだから、やっぱり、治療薬が開発されるまでかなぁー。と、答えるしかないんですね。
思えば、oー157も、ホスミシンが効く、と、わかるまで、大騒ぎだった。
インフルエンザも、シンメトリルという薬が効く、とわかるまでは、すごく怖い病気だった。その後、タミフル、リレンザ、と、どんどん、新薬が開発されて、速やかに治る病気になった。
C型肝炎も、インターフェロンから、どんどん開発が進み、いまや、内服で絶滅まで目指せるステージにまできている。
でも、医者になって、20年以上たつけれども、こんなにも、世界中を巻き込んだ感染症を経験するのは、初めてですね。本当に、未知のウイルスの怖さというものを、思い知りました。
自分の身内、スタッフから発症者がでていないのが幸いですが、確かに、身近に迫ってきている感じを受ける、今日この頃です。(でも、身近感がありすぎて、地域の方々も、生活自体は、落ち着いている印象です)