慢性疼痛の勉強会に参加してきました。
慢性疼痛って、まずは、すっごく痛い<急性>の痛みの後に
続いてくるんですが、これは、本当の部位的な痛みに、<痛いかも?>
<痛いにちがいない>という思いものって長引くんだ、というお話が
ありました。痛みの部位の治療だけではなく、安心感や、心のケアも大事な
ようです。痛みは、患者さん本人にとってたらすごくつらい症状ですから
わかります。また、あの痛みがでたらどうしよう、と、びびると、些細な
痛みにも敏感になりますものね。
内科が慢性疼痛(特に関節痛・腰痛)を中心になって診療することは
少ないのですが、同じビル内に整形外科クリニックもあるので、
一度、きちんと勉強したいな、とは思っていました。
特に、気になったのは、それぞれの痛み止めの副作用です。
これは、肝機能が悪い人はだめ。
これは、腎機能が悪い人はだめ。
これは、心臓が悪い人はだめ。
それぞれの薬に、素晴らしい鎮痛(痛み止め)の作用があるのですが
内科と関連のある副作用があって、聞きながらドッキドキしました。
他のクリニックからでているお薬も、受診時にお薬手帳をみせて頂いて
チェックさせて頂いていますが、ここまで痛み止めの副作用に注目できていたかな?と、思うと、本当に今回勉強させて頂いてよかったです。
整形外科、脳外科などで、痛み止めを処方されている方は、ぜひ、一度
当院への受診もお考え下さい。
副作用がでるかもしれない臓器に関して、細かく精査して、内服の安全性に
関して、一緒に考えていきましょう。