☆健診結果☆よく、みてください☆

当院は、健診結果による、2次健診(指摘されたことのフォローアップ)を行っています。

 

健診結果と、実際に内科治療のコントロールの値は異なりますので、当院では、一から、検査結果を患者さんとみて、<この値は、健診ではパスできていますが、内科的に治療域なんですよ>というお話もしています。

 

ところが、<怒>、ここしばらくで、3件、それぞれ別の施設からの健診結果で、

 

<は?この結果で、何を精査しろと?>

<なんで?なんでこの値で、この病気は精査を勧められてないの?それで、きっと大したことない、こっちのことだけ指摘されているの?>

 

という、<は?わけがわからん>ということが続きました。びっくり、驚き、そして、健診として、あり得ない!普段、通院のない人は、この健診結果をもとに、1年過ごしていくのに!

 

私の、これは、私見なのですが、判定をAIがしているのでは?とか、思っています。

だって、そうとしか、思えないんですよ。医師の目で健診結果を照合していれば、あり得ない内容での、2次健診への誘導が、3件も続くなんて!!

 

もちろん、来院された方も、<結果を何度もみましたが、まったく異常を指摘されていないこの部分を、なんで、精査が必要か、まったくわからないんですが、行くように書いてあったので、受診してみました>と。

 

ですよね?医師である私がみても、この健診結果で、なぜ、この臓器の精査が必要か、さっぱりわかりませんよ。

 

健診結果返ってきたら、本当に、しっかりとみてください。

 

そして、結果と、2次検診にいってください、という指摘が、どうしてもかみ合わないと感じたときは、健診元へ、<どうしても、このデータと、この2次検診への誘導の整合性が理解できないのですが>、と、お問い合わせください。

 

本当は、病気で、精査加療が必要な人が、きちんと2次検診へ誘導されていないということもあり得る?とか思うと、ぞっとします。怖すぎます。

 

くれぐれも、健診結果、データもしっかりと診てください。正常値をはずれているものが、2次検診へ誘導されていない可能性もあります。

 

心配な方は、健診結果をご持参のうえ、来院してください。

他院で実施されたものでも、健診結果について、当院で、ご説明させて頂きます。

 

よろしくお願いします。