貧困の連鎖を断ち切うと思うと、次世代を生きる子供に授けないといけないのは、確実な就業機会を与えるということであり、それは＜ライセンス（資格）＞をもった者にしかつけない仕事に誘導することのように思う。

 

ライセンスをもった者しかつけない仕事としては、医療系（医師・看護師・薬剤師・各種療法士など）、理美容系（美容師・理容師）などがあり、誰でもできるけど、習得したとわかるよー、というライセンスとは、まったく異なる。なぜなら、その仕事は、＜ライセンスをもった者しかできない＞という、そもそも、特殊な就業体制だからだ。

 

そんな・・・・学校にお金がかかるじゃない・・・と、思うかもしれないが、ただ、みんなと一緒に高校と、漠然と進学するのではなく、例えば、准看護学校は、中卒資格から受験でき、奨学金も充実している。ぜひ、看護学校に問い合わせをしてみてほしい。男の子なら、中卒後、衣食住無料完備、かつ、お給料もでる高等工科学校という、いずれ、高校卒業年齢には、すでに、部下を持てる自衛隊の出世コースもある。通信教育も受けれるので、高卒資格もとれる。親御さんへの負担は、ほぼ、ない。

 

情報されあれば・・・・思うことは大きい。先日も、この場でお伝えしたが、前科者でも採用してくれる会社を載せた情報雑誌がある。貧困でも、この先につなげることのできる就学機会はある。

 

次世代を担う、様々な若者に、活動の場があることをしってほしい。