当院横の薬局から、＜先生、咳止めがもうなくなります。供給不安定で、なんとか、それに代わる医薬品への変更をお願いします＞という電話がかかってきました。

 

ちまたで、咳止めがない、カロナールがない、という話は、ネット上でも話題になっていますが、ついに、当院にも波及がきました。

 

一番メジャーな咳止めから、一世代古いもの、や、ちょっと効果が強いもの、への、変更を余儀なくされます。

 

●ジェネリックメーカーでの各種不正や管理体制の問題により、薬の供給が減っての供給不安

●コロナ感染爆発で異常な需要での供給不安

 

もうコロナ感染が始まって、2年半が過ぎました。それなのに、医療環境が、本当に改善しません。

ここ数年、出荷調整・供給不安で、思うように治療できない機会が増えていて、なんじゃこりゃ？という思いが強いですね。内科は、薬の処方で疾患対応することがメインですから、ほんと、歯がゆいです。