🏠夫婦の時間・家族の時間⏰

コロナ騒ぎの中で、家族という絆に思いを寄せた方は、実は、多いのではないでしょうか。

 

DVや虐待が増える片方では、家族の愛情を深めたおうちも、たくさんあったのではないかと思います。

 

自分の人生においてなにが大事か、そして、それを支えてくれている人に、思いを寄せる、大きな機会でしたね。

 

私自身としては、こんなにも、子供が産まれてから、濃厚に、夫や、子供と時間を共有することがなかったので、本当に、充実し、絆と愛情を深めた時間でした。これから、老後を共に過ごす夫、この先、独り立ちを迎える息子たち、とても、いま、この時期に、この時間をもてたことには、本当に、大きな意味があったと思います。

 

そして、クリニックにおいては、私が思う医療をしようと思うと、それを理解し、共に働いてくれるスタッフがいないと、成しえないわけです。患者さんから、<先生、大変ですね>と、お声をかけてもらったときには、<お気遣いありがとうございます、スタッフのみんなも、本当に、頑張ってくれてます>と、言うようにしていました。

 

彼女たちが、<コロナ怖い>と逃げ出してしまえば、もう、当院の診療は立ちいきません。そこを、恐怖に打ち勝ち、医療人として頑張る彼女たちは、当然、ねぎらわれべきですね。そう思うと、できる限り、患者さんにも、スタッフさんにも、安全な環境つくりは、当然すべきことと、強く思って、環境整備に邁進しました。

 

あと、当院のスタッフさんたちが、患者さんに優しくできる原動力をみた気がしました。このコロナ騒ぎのなかで、どの人も、家庭生活が充実している。夫婦関係、家族関係が、素敵なのです。だからこそ、患者さんに、十分なやさしさと愛情をもって接することができるのだと、つくづく思いました。愛こそ、すべて。