医療費を払ってみて思うこと

自分が、医療費を払うと、本当に、患者さんのことを考えます。

 

今、自分自身に持病はないのですが、時折歯医者さんにいったり、気になることがあると精密検査の画像検査などを受けることがあるのですが、そのたびに、<ひぃ~っ、支払いが高い>と、思います。

 

婦人科系の癌は本当にみつかりにくく、年に一度は、細胞診・婦人科エコーをしているのですが、それでもお臍より下の癌は一気に肝臓・肺・脳に拡がるので怖くて、先日、初めて、骨盤MRIをしにいきました。

お支払い、8000円弱。

 

検査の日は、やはり、<ただ、横になっていただけの検査で、8000円>と、8000円が、頭の中で、<すごい払った、高かった>という印象でしたが、結果がきて、大きな問題はなかったことと、やはり、今、どんな状況なのかをしっかり把握できて、ものすごい安堵感に包まれ、<検査してよかった~>という、8000円がすごく有意義なお金と思えるようになりました。これ、病気がみつかっていても、<病気がみつかってよかった、8000円ありがとー>と、なったと思います。

 

患者さんも、お支払いの際は、<高いな>と思われることがあるでしょうね。その<高いな>と思う心を支えるのは、明らかな効果がでていること、<あ、すごい健康になっている>と満足して頂けることだと思います。そうしないと、お金を払うのも、通院も、ほんとに、いやになっちゃうでしょうから。

 

内科疾患は、もちろん日々の検査値などで<効果を実感>していただけるのですが、本当に実感して頂けるのは、5年後、10年後、20年後、お年を召せば召すほどに、<まだまだ健康な体>を維持でていることです。

 

短期間だけのことを考えず、長く元気でいて頂くために、<高い>と思いながらも、大事なお体への投資!きちんと通院をお願いします。