★抜歯の際の注意事項★

ついに、うぅっ😢、歯を抜きました。

奥歯が痛くて、ぐらぐらして、もう、患者さんにお話しするときも

その歯の存在で、おしゃべりもしにくくなって、先生から<抜歯をして

そのあと、調子がよければそのまま、気になるならインプラントを

いれましょう・・>と言われました。

 

しかし、抜歯すると、めっちゃくちゃ、お話がしやすくなったです。

ちょっと、ほっ。

 

さて、抜歯するときの注意は、内科医からみると2つです。

1)血をさらさらにする薬、と、言われているものを服用している場合は

歯医者さんに相談してください。

一旦の休薬、服用しながら止血に気をつけてもらう、などの対処が必要です。

2)抜歯後、抗生物質を、きちんと服用しましょう。

感染性心内膜炎と抜歯には深い関係があります。

 

~~~私も、しっかりと、口腔内の消毒と抗生剤服用は守りますよ~~~~

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感染性心内膜炎は、心臓の内側を覆う内膜(心内膜)に細菌の病巣ができて炎症を起こす

敗血症のひとつで、早期診断と適切な治療が重要です。
本来、心内膜はなめらかでつるつるしていますが、心臓病のある人や心臓の手術後などでは、

心臓内の異常な血液の流れによって、心内膜に細かい傷ができることがあります。

そこに血小板などが付着し、たまたま血液に入り込んだ細菌が付着して増殖すると、いぼ状の

感染巣―疣腫(ゆうしゅ)をつくります。

心臓弁に疣腫ができると、弁や弁を支える組織が破壊されて急性の心不全などを起こします。

また、疣腫のかけらが剥がれて脳の血管に運ばれると、そのかけらが詰まって脳梗塞や脳動脈瘤などの

原因になります。
血液中に細菌が入り込む原因は、抜歯など歯科治療や虫歯から口腔内の常在菌が侵入する場合や、

泌尿器科や産婦人科の手術の際に侵入する場合などが考えられます。

通常は細菌が血液内に侵入しても、白血球が働いて退治してくれますが、一時的に心臓に入り込んだ菌が

、心内膜に傷があるとそこに付着し増殖して心内膜炎が発症するのです。