コロナになってからは、最新治療薬に関しての講演会が主流でしたが

 

いよいよ各病院がコロナ5類に伴い、＜最新の検査＆治療についての講演会＆うちの病院ならこの検査と治療ができるんです＞というタイプの講演会がでてきました。

 

たしかに、コロナの間は、高次病院への紹介もコロナ患者さんがいっぱいいるんだろうなと思うと、とても紹介しにくかったです。

 

先日、＜循環器疾患の最近の話題＞という講演会に参加してきました。

 

病院側の意図は、最新の検査結果を、開業医にも読み解いてほしい、病院からの返事・検査結果、そして、その結果どんな治療に結びついているかの理解してほしい、でした。

 

大きな病院に勤務していれば、日常の中で、日進月歩の検査・治療、そして、大掛かりな検査も勝手に知識としてはいってきますが、開業してしまうと、情報、知識としては知っていても、その検査の手技実際、データを読み解く、それを利用する、というところまではなかなかいけません。

 

患者さんとお話するなかで、例えば、＜こんな、こんな検査でドキドキした＞と言われたときに、＜あぁ、あの検査なら、そうですね。でも、必要な検査ですから・・・・＞と私が言えるだけでも、患者さんの安心感は格段上がりますし、今後の信頼関係を深めることができます。

 

本当に、コロナは5類になったんだ！と、実感した講演会でした。

今後の診療への気合が入りました！