インフルエンザの予防接種は、大人の場合、もともともっている免疫とあわせて、シーズンに一度接種すればよいと言われています。
しかしながら、抗がん剤・ステロイド内服治療中など、これまでも、2回目接種のご相談は受けていましたが、ワクチン不足が著しく、お受けできずにいました。免疫が抑制されている方は、2回接種の適応はあります。
(高齢者・基礎疾患ありという方は、対象ではありません。免疫状態が低下している状態の方が対象です)
今年は、過去最大級にワクチンが供給され、おそらく、シーズン終わりには<大量に余る>ことはほぼ確実で、これが、また、来年になったら<昨年は大量に余ったから>と、製造量を減らすことになっていきます。
せっかく、ワクチンが潤沢に供給されているわけですから、1回目を当院で接種された方に限り、2回目接種に当院は対応します。
費用:13歳以上の方が対象。税込 3000円。(65歳以上大阪市民の方も、2回目は有料です)
1回目接種後 21日目~28日目(3週~4週目の間)が、対応期間となります。
よろしくお願いします。
<3週目~4週目の間を逃したら、だめですか?>
4週目以上開いた場合でも、一から打ち直す必要はありません。遅れたことに気づいた時点での接種でOKです。
ご相談ください。
<インフルエンザ2回目の4週間あける理由を教えてください>
より免疫効果を高めるためには、3-4週間間隔で接種するのが最適だからです。
2回目接種を1~4週間間隔の4つのグループにわけて罹患率を調べた場合、4週間開けたグループが最も罹患率が低かったという報告があるからです。