医者という<医療資源>

私は、自分が医師ということがあるので、医師だけを書きますが、医師というのは、ひとつの<医療資源>と思っているんです。

それも、希少価値の。

 

だって、考えてみてください。

 

小さい頃から医学部に入るために、<勉強>をめっちゃしてきて(おそらく大半の人は教育虐待と言えるレベルで)

 

医学部に入ってからも6年間、絶え間なくめちゃくちゃ勉強して

 

そして、卒後も20代の若手医師の過労死が珍しくない環境での激務をこなして

 

やっと、医師として認めてもらえる、という存在なんです。

 

お金も、めちゃかかってます。それは、親のお金であったり、国のお金であったり。

 

この医者を最大限有効に使いこなすことが、今後の日本の医療を支えていくわけです。

つまりは、この先は、<節医(者)>が大事になってくる。

つまりは、自分の健康を自分でできる限り守ってもらうことが大事になるわけなんですね。

 

近々、医師の働き方改革が始まり、これまでほどの医師の配置はなくなる方向(単に表にでてくる残業が隠れ無給残業になってもっとひどくなるだけともいわれてますが・・・)になります。

 

近々、医療的ダイエット注射が保険適応になりますが、この治療導入の基準が、めちゃくちゃ甘いんです。こんな基準でいいなら、いっぱい適応の人いるよね、と、思ってしまいます。

 

それだけ、国が、医師を守る方向にうごき、万病のもと、肥満を警戒しているということです。

 

肥満減らす→動脈硬化性疾患減る→心不全、脳卒中、透析患者さんが減る→医療費削減!

本気で、そこに取り組むのか、政府は、と、驚きと期待で、経過をみてます。

 

体調を整える、早期発見早期治療、最低限の医療で生きていけるように、<節医>。