さて、最近、我が家の愚息が、足の爪をひっかけ、半分割れて
はがれる、というとんでもない事態となりましたが、普段は内科疾患以外
手をださないことを信条としている私も、まぁ、わが子なら・・と
診察・加療を行いました。
さて、加療終了後、冗談まじりに
<お小遣いから、診察料もってきて!!医者が診察・治療したんだし(笑)>
といったところ、息子から
<人の弱みにつけこみやがって(笑)>
という言葉が飛び出し、まぁ、親子で、ふざけあっていました。
しかし、私は、とっても、実は傷つき、そして、しみじみ思ったのです。
患者さんにとって、私たち医療従事者は、<患者さんが病気になったから
求められる存在であり、相手にとっては、頼らざるをえない相手であり、
確かに弱みにつけこんでいる職種なのか?>と。
患者さんから、<弱みにつけこみやがって>と言われない医療とは・・・
実は、息子の言葉から、ずっと自問自答中です。