★ユニクロの思いやり★製薬業界の転換期

ユニクロが、採算性のわるい肌着でも、その切実な消費者の訴えに対して、廃盤せずに販売継続の方向をうちだし、話題になっています。

 

いま、皆さんは、気づいているでしょうか。

製薬業界が、大転換期を迎えています。

 

各科、各人にしてみれば、時折、あら、欠品、あら、廃盤、と、お薬に対して思っていると思いますが、実は、医療業界全体としてみたら、ものすごい数の欠品があり、廃盤が、続々と決まっているんです。

 

欠品は欠品なので、いずれ、また、世にでてきますが、廃盤となっていくお薬は、いまだ、多数の人が利用しているけど<超安価、1錠、数円~数十円>の、製薬会社にしてみれば、採算性が超絶的に悪いお薬ばかりです。

 

これが、どういうことかというと、そのお薬が必要な方は、同機能の<よりお高い薬>を使うしかない、ということになっていきますね。

 

つまりは、これまで、社会的責務から、採算性を考えず、医療界を支えてきた製薬業界が、企業としての生き残りをかけて、経営重視に舵をきったわけです。

 

これは、結局、患者さん負担を増やし、国家の医療負担を増やし・・・につながっていくわけで、ますます、お金がなければ医療が受けれないが、加速するのではないかと心配しています。

 

早期発見、早期治療、日常の健康管理が、この先の家計費を大きく助けていきます。

 

当院モールエレベーター横に、十三市民病院で受けれる安価な市民癌検診一覧表をおいておりますので(なくなり次第終了)ぜひとりにきて、ご一読ください。