★お金と時間★お金持ちになりたい★

誰しも、お金に余裕のある生活がしたい。やりたいと思うことを十分できるお金がほしい。と、思っていると思います。

 

これは、実母が、私が小学生の時に教えてくれたことなのですが、

 

<お金持ちにはすぐにはなれない。お金持ちになりたいと思ったら、我慢して、縮こまって我慢して、そして、ある時、どかーんと、伸びあがるのよ>

 

何をいっているのかというと、日々、節約、節約につぐ節約。丁寧に生活して、貯金して、そしたら、いろんなところに、お金をまわせるようになるので、お金がまわせるようになったら、ますます、お金に余裕ができる。

 

例えば、お米を買うにしても、1kgより5kg、5kgより10kgがお得。

でも、一時的な出費がまかなえないから、割高な1kgを延々と買うことになる。

 

お茶だって、2Lを買って、ボトルに入れてあるく方が、500mlを買うよりよほどお得ですが、ボトルを買うお金のねん出が大変だから、延々と500mlを買うことになってしまう。

 

3合炊きの炊飯器を買って、3合炊いて、1合ずつ冷凍して使う方が、パックごはん3つ買うより、お得。

でも、炊飯器を買うお金、冷蔵庫を買うお金、電子レンジを買うお金がないから、延々とパックご飯を買って、コンビニ・スーパーで、チンすることになる。

 

給料というのは、一定の金額です。お商売をしていれば、休業日を一回開けるか、少し長めに営業するか、で、お金を賄える手段がありますが、お給料はそうはいきません。

 

一定の金額を、いかに無駄なく使うか?そして貯めるか?それが、お金持ちになるための頭脳ゲームです。

 

靴下に穴があいたら、捨てずに、百均で糸と針を買ってきて、縫いましょう。靴下を捨てていいのは、ゴムがのびのびになって、ずり落ちてくるようになってからです。

ズボンや、女児用のパンツは、ゴムがだめになったら、100均一でゴムを買ってきて入れ替えて使いましょう。

男児のズボンに穴があいたら、100均でかっこいいワッペンを買ってきて穴をふさぐように縫い付けて、ワッペンが、もともとの飾りのふりで、はきましょう。

パパのワイシャツは、形状記憶シャツを買ってくるか、パパに日曜に、自分でアイロンがけしてもらいましょう。

アイロンがけ、慣れたら簡単です。

雑巾は、おうちの、ぼろタオル、穴あきタオルを縫いましょう、ミシンがなければ、手で縫えます。

ストッキングは、穴があいたり、電線したら、縫ってください。延々と履けます。本当です。

 

先日、当院で使用中のキャップのゴムがのびのびで、髪の毛がでてくるようになったので、すべて、院長が、ゴムの入れ替えをしました。スタッフさんが<先生、まめですね>と驚いていましたが、別に、布部分が全然傷んでなくて、ゴムだけがだめなら、入れ替えて使うべきです。布がぼろくなったら、どうしようもないので、買い換えたらいいと思います。

 

お金は、必要なところには使ってください。必要のないところは、節約してください。簡単な手仕事で済むことは、自分でやりましょう。

 

電気で、親がうるさかったのは、

 

自分がいる場所、明るくしたいところの電気をつけるのは、十分につけなさい。でも、意味のないところの電気はまめに消しなさい。

 

祖母がガスでうるさかったのは、

 

沸いたら、火を小さくしなさい、それ以上は、火が小さくても、温度は下がらない。

 

そういう丁寧な暮らしの文化を与えてくれた祖母や母に、そして、それを身につけてくれたことに、本当に感謝しています。

 

必要のあるお金を使うのはいいけど、無駄にお金を使うことは許さない。

徹底していました。

 

当院のスタッフさんは、<先生は、こまめに節約にうるさいのに、出すときは出すなー、ただのケチと違うな。>と思っていると思います。それが、お金の使い方、です。意味のないお金を使う必要はないし、意味のあるお金は、積極的に大胆に使うべきです。

 

親が丁寧にお金を使わないと、その文化が、子供に継承されません。親が丁寧にお金を使わないと、子供の人生に影響がでます。

 

一定金額の給料。いかに残すか、使うか。頭脳ゲームで、ぜひとも、工夫を。