私は、医者になってしみじみと感じて、そして、医師としての
誠意とは何か?を思う時に、その患者さんが、<誰かにとっての
オンリーワン>であるということを強く意識して診療にあたるということでは
ないかと思っています。
医師にしてみれば、目の前の患者さんは、たくさんいる担当患者さんの
ひとりにすぎなくても、その人は、誰かの夫であり、妻であり、父であり、
母であり、息子であり、娘なのです。
誰かのきっと、とても大切な、オンリーワンの存在なのです。
そんな大切なあなたの命を守り、健やかな毎日を送ってもらうために
尽力するのが医師なのです。
オンリーワンの大切なあなたを診療をしているのは自分、と、思うと
その責務に従事する重さに誠心誠意応えようと思うのでした。
これは、開業時、早々に自分の思いを伝える文として載せたかったのですが
1年たって、周囲の病院の地域連携室や患者さんたちとコミュニケーションする中で
信用してもらえるようになってきたかなと実感できたので、やっと、載せることが
できました。