🎁包装紙のメモ紙つくりが大好き♡

この時期、時折、<スタッフのみなさんとどうぞ>と差し入れを頂くのですが、その時の包装紙を丁寧にあけて、その包装紙をペーパーナイフで、<メモ紙>にする作業が大好きなんです。

 

実家は、普通のおうちだったので、頂きものなんて珍しいことで、母は、包装紙を大事にあけて、包装紙を丁寧にメモ紙、子供たちの勉強用の計算用紙にしていました。

 

その時の母の様子を思い出す、買ってくださった方が包んでもらっている時に過ごした気持ち、分けたお菓子をわが子のためにうれしそうに持って帰る職員の様子、このメモ紙つくりの時間は、非常に心豊かになる時間です。

 

前にも書きましたが、日々が便利になり、物が安くなり、手に入りやすくなり、本当に、<丁寧に暮らす>ということが軽視されていることに、時折、母が過ごさせてくれた子供の頃の<ザ・昭和初期の丁寧な日常を実践した>生活を思うと、愕然とするというか、びっくりするというか、何事?と思うというか。

 

車を所有するのが当たり前、お風呂は自動で沸くのが当たり前、トイレはウオッシュレット、溢れるディスポ製品、所有欲を掻き立てるCMの数々、子供の数々の教育情報。どれが必要で、どれが必要ないのか、考える暇もないほど、<どう!?どう!?どう!?持ってる?やってる?時代についていけてる?!>と、追い立てられている気がします。もう、しんどすぎる。これらを乗り越えた先にあるのは、くたびれた老後?疲れはてた肉体?いい加減にして!

 

この情報溢れる世の中で、<自分>を確立することは、非常に難しいですが、メモ紙を作りながら、丁寧な生活に思いを馳せるのも、心を豊かにさせている気がしますね。