虫刺されが、長引くし、一向にかゆみが引かないし、本当に、日々、困っている院長です。
医師になってからは、医療処方が身近なので、ステロイドを塗ったり、抗アレルギー剤を服用するのに、一向に効かない。
子供の頃は、こんなことなかったのに・・・・ちゃんと理論的にあっている薬を使っているはずなのに・・・・体質が変わったのかな・・・など、日々、疑問がつきませんでした。
さて、あまりに治らないので、薬箱を漁っていると、ムヒがあったので、ムヒを塗ってみました。
めちゃ、効くやん!かゆみが治まるし、紅みも、数時間後にはずいぶんひきました。
ええぇー、医療処方より効いている、なんで?
ムヒの箱には、ステロイド入ってないと書いてあるし、これで効くなら、これでいいよねーと、ひとり納得。
でも、どうして、自分の医療処方は効かなかったのか??
当然、そのなぞはあるわけで、医学書をくりなおしてみると、
虫さされは、急性炎症なので、
ステロイドは、ベリーストロング(私が普段塗っているのはストロング)
抗アレルギー剤は、最強のものを、最大容量で内服(私が普段使っているのは、中程度の強さを通常容量)
薬が足りなかったのか・・・と、思いつつ、そこまで塗るのも、飲むのも嫌なので、今後は、まずは、ムヒでいいか、と、思いました。(すべての人があてはまるわけではありません。皮膚疾患は、皮膚科にご相談ください)
でも、医療処方より、効く薬というのは、市販薬であります。
例えば、ムヒなら、メントール成分が入っているので、やはり、その爽快感がかゆみを減らしていると思いますし、水虫薬なんか、市販薬は、スプレーで、しかも、冷却材も入っていて、しかも、すぐに乾くので、子供たちが小さいころ、スイミングに行かせたら水虫がでて大変でしたが、この時は医療処方ではなく、薬局薬を使いました。
市販薬が、必ずしも、医療処方よりも緩いわけではありません。あうものは、あう!
ムヒがこんなに効くなんて、びっくりしました。