子供を思う、高齢者の方の心に、外来で診察中にふれることが続き、しんみりしました。
子供に迷惑をかけたくない、と、おっしゃる方は多いですが、それぞれの気合とお子様への愛情に、胸を打たれることが多いです。
葬儀などの準備、葬儀後の細やかな親類への連絡の指示まで遺そうとされる方。
日々、筋トレに励み、私からの指示なら、どんな精査、加療もきっちり受けますと、健康管理に余念のない方。
おそらく、頼れば、お子様が一生懸命に面倒をみてくれると思えばこそ、尚更、負担になりたくない親心なのでしょうね。この親にして、この子あり。まさにです。
わが子がこんな優秀な子供になってくれるかしら?そして、自分は、こんなに子供を思うりっぱな親でいれるかしら?考えさせられる先生でした。