世の中には、さまざまな事件で、加害者の<まさか・・・>と思うような発言で、被害者・遺族がもともと傷ついた心に、さらに追い打ちをかけられることがあり、しかしながら、医療現場でも、患者さんが二度傷つくということは、あり得ることです。
特に、もともと、傷ついた心を診てもらいにいく、心療内科・精神科で、担当医とのマッチングがうまくいかなかったときの患者さんの心情は、悲痛なものがあります。当院から紹介するときにも、<先生とお会いしても、人と人のことですからね、あう、あわないはありますから、なんだか、あわない、わかってもらえない、と、思えば、先生をかえることを考えてくださいね>と、事前にお話しし、最初から、2つのクリニックをお勧めするようにしています。
医師との出会いは、普通の<人との出会い>です。
話し方、雰囲気、診てほしい症状に精通しているか・・・・。
万人受けするとは、限りません。
もしかして、うまく、通じ合えなくても、それは、たまたまのことがあります。
諦めず、健やかな毎日のために、自分とあう先生はいると信じて、努力を続けて頂きたいと思います。