院長★開腹日記★赤ちゃんの泣き声を聞きながら

 

病棟には、出産直後のママ&赤ちゃんもいて、あかちゃんの泣き声が絶え間なく(うっすらと)響いているのですが

 

あー、そんなに泣かんといてあげて、ママだって、初めての子育てで、出産後で疲れているし、慣れないし、オロオロしているんだから・・・・とか、微笑ましくみています

 

今回、痛いなら、痛いといい、痛み止めもなりふり構わず使うのは、実は、出産時の教訓があって

 

わたし、一人めの出産時には、陣痛が、約1日半と長く、産道もビリビリに裂けて縫合、出血もすごくて血液検査結果をみた主治医が慌てて葉酸をもってくる(少しでも早く血液が作れるように)という、とんでも事態だったのですが

 

今から思えば、あほやなぁーと思うのですが

 

そんなに痛くて大変なら、歩行器も使えばよいし、円座も使えばいいし、子供の面倒をみるだけでも精いっぱいなんだから、他のことなんかできるだけ快適に過ごせばよいものを

 

周りのママたちが、さっさと歩き、円座も使わず普通に授乳しているなかで

 

なんだか、歩行器に、円座、を使うとかいう情けないママでいたくなくて、ムリにムリを重ねてしまったことが

 

その後、長引く産後うつへと引き金となり

 

痛いことを痛いということ、そのために対処することは、何も恥ずかしくないしすべきことであって、我慢してはむしろいけない、と、思っているからです

 

今回、看護師さんたちも、痛いことを我慢することなんかない、むしろ対処して体を休めてください、点滴も、内服もできますから言ってくださいね、と、言ってくれたことは、本当にうれしかったし、助かりました

 

こういう、優しさや、気遣いが、大きな病院との違いですよね~。

 

大きな病院だと、看護師さんたちも忙しすぎて余裕ないし、もっと、もっと、重症の方々がいることもあって、ただの開腹手術でヒィーヒィーいってても、何言ってんの、この人、になっちゃう可能性もありますから・・・。