私は、医者として立つことしか考えてなくて、あまり、経営には興味がないんです。
経営に思いを寄せると、患者さんに<高い!>と言われないように,
しないといけない医療をはしょったり
<今月の売り上げ達成のために>しなくていい検査もしてしまうかもしれません。
おそらく、診れない患者さんでも、無理して、診ようとしてしまうかもしれません。
それは、絶対にしない。
しないといけない検査はしないといけないし、しなくていい検査はしなくていい。
診れる患者さんはしっかり診て、私より適した先生がいるならそちらに託す。
それは、徹底しています。
でも、最近、電子カルテで、一日患者数をみることを覚えて(今更?開業7年過ぎて、今更!)、開業当時をみていて、笑ってしまいました。
一日平均患者数
開業月2016年9月
09月 6.5人
10月 8.4人
11月 12.6人
12月 15人
すくな!!!
開業月なんか、午前、午後、両方あけて、0人の日もありました。
さすがに、その日は、院長室で、泣きました。
医者として、こんなに、求められなかった経験がなくて。
2階の整形外科、3階の小児科は、おすなおすなで患者さんが来ているのに、なぜ、うちだけ。
内科は、ほとんどの患者さんがかかりつけ医をもっているので、たちあげは、どこもこんなものらしいのですが、覚悟はしていましたが、本当に、ショックでした。
それがあって、ついつい、近隣で内科開業があると、心配で、心配でたまらなくなって、ご挨拶にきてくださったら、ついつい、はなしこんだり、適応がある患者さんがいたら、こちらのクリニックが専門なので、こちらの受診がいいですよ、とか、お知らせするようにしています。
しかし、懐かしいです。あの時、流した涙は、なんだったのか。医者になって、あういう哀しい涙を流したのは、初めてでした。
いま、当院を信頼してくださる患者さんたちの来院をお迎えしながら、ここまできたなぁーと、思います。

