先日、初診で来られた患者さんに
いや、これ、ほんとに調子悪いから、この病気はここに、この病気はここを、受診してください、と
それぞれの疾患別に紹介状を作成したら
マメな先生ですね・・・って言われました(嫌みじゃなく、素直な賛辞)
言われてみれば、全部まとめて自分で診る方が、楽だな・・とか、これまで考えてもみなかったことを思いました
内科疾患というのは、もちろん、教科書的にはわかっていても、実臨床は、イレギュラーの連続で、経験値がものすごく大事なんです
だって、個々の体格、体質、日常生活、なにもかも同じ人っていないんですから、教科書的知識をベースに、経験を積むことで(主に痛い目)、どんどん、手厚い診療のできるよい医者になっていくのです
ですので、経験を十分積まれた、それぞれの疾患の専門医と同じ診療が自分にはできないと思うときには、紹介することにしています
しかし、確かに、絶対に私が診れないか、と言われれば、おそらく、ある程度のレベルでは診療は可能なわけで、それを、わざわざ、紹介状を作成し、患者さんに病状と受診の必要性を説明し、しかも、患者さんを手放すわけですから自分のクリニックの売り上げ減となり・・・・確かに、なにやってんのこの人?と、思われるようなことやっているな・・と、客観的には苦笑いしました
でも、自身が医者として恥じず、患者さんも最高の医療を受けれた、と、思わえれる環境を整えることだって、大事な医療です
しかし、マメな人、と、言われたことはあまりなかったので(生来、おおざっぱとか、合理的、とか言われることが多いので)びっくりしました

