なんだか、医療環境の激変についていけない、と、しんどさを感じています。
コロナ前後での、デジタル化への急激な変換と、薬・物品の供給の停滞・・・・。
病気が大きく変わったわけじゃない、処方が大きく変わったわけではない、のに、医療環境だけ、大変換なのです。
わたしは、自分自身が情報を求めにいかなくても、大学が地元なので、同級生の多くが身近にのこっていて、身内にも開業医がいて、電子カルテ担当者も<超絶優秀>で、周りに恵まれて、なんとか環境を整えられているのですが、
もう少し上の世代になり、同級生もぼちぼち他界しはじめて、少し性格的にも頑なになって人に聞きづらい感じになって・・・・となると、廃業を考える開業医が増えているのも、ほんと、わかります。
しかも、投資額が半端じゃない。いくら助成があるとはいえ、電子処方箋発行に向けてのシステム導入、電子カルテ会社からの提示額は、52万円です。
この電子カルテを使っているかぎり、国が絶対にシステムを搭載しろといってくる限り、言い値で導入せざるを得ません。
電子処方箋を発行したからといって、ペーパーレスになるのではなくて、国のシステムが未熟なので、かならず、紙処方箋も発行することになっているんです。なんじゃ、そりゃ?
老ー老診療(高齢の医師が、高齢のかかりつけ患者さんを診る)を、ほそぼそやっている医療機関なんか、もちませんって。
そして、老ー老診療が担っているのは、へき地医療なんですよね。若い医師が来てくれないから、高齢医師がずっと診療を続けてくれているわけです。
なんか、机上の話と、現実が、マッチしていないよな・・と、思ってしまう今日この頃です。
でも、そういえば、紙カルテ → 電子カルテへの移行も、とんでもない大変革だったよなぁー。
あの時は、若かったから、ここまでしんどさが、なかったのかしら?むしろ、便利になってええな、とか思っていたかも?
要するに、経営者となって、<導入の手間>がしんどいのか、なるほど、ひとり、うんうん、うなづいてしまいました。
がんばります。

