癌の診断がつくということ

さて、昨日の投稿で

 

私が、担当医の言葉で泣き崩れたのは訳があります

 

それは、安心した、という一言では言い表せられない恐怖の中にいたからです

 

通常、こんな、進行性の悪性疾患(しかも末期一歩手前)は、最初の診断よりも、専門科を受診すると、思っていた以上にとんでもない事態を話されて、もう、絶望のさらに絶望の先をみます

 

病状と転移

5年生存率

治療

これから先の人生

 

ネットや、人の話を聞いて、せめて、これくらいであってほしい、と思っていても、それでおさまることなんて、ほとんどの場合ありません。

でも、そこで、現実を突きつけられて、覚悟が決まる、というのもあります。

 

ですので、もしかしたら、遠隔転移(子宮周囲だけではなく、肝臓・肺・脳への転移)があるかもしれない、もしかしたら手術適応がなくもう命のカウントダウンが始まるかもしれないとか

 

医者だからわかる酷い方の診断がくだる可能性も十分理解して診察に挑んていたので、その安堵というのは、とてつもないものがありました。

 

もう一度言います。

実際に進行性の悪性疾患は、最初の診断よりも、専門科を受診すると、思っていた以上にとんでもない事態を話されて、もう、絶望のさらに絶望の先をみます

これが、<普通>です

 

癌検診は、マメに受けてください。そして、<進行性>ではない、超早期、Ⅰ期、癌をとって完治できる状態でみつけることが大事なんです

 

しかし、子宮体癌Ⅲb・・・・・・、本気で死がみえました。

 

このお正月休み、子宮体癌Ⅲbだったら・・・と、ふっと考えが浮かんで、なんども、ぞぉぉぉぉっとして、本当にしんどい思いをしました。わたしが、この恐怖にさらされたのは、たった1日です。それでも、何度も、あの時の怖さがフラッシュバックします

 

それほど、進行した癌を診断されるというのは恐怖です

こんな思い、当院の患者さんには絶対にしてほしくない

そう思って、日常診断でも、癌がないか?は意識しながら診療しています

勧める検査・勧める受診、ぜひ、前むきに受けとめてください