EPA/AA 比を測ってみよう(EPAサプリを買う前に)

EPA製剤・EPA/DHA製剤は、クリニックでも脂質代謝異常のタイプによっては

処方可能なことは、前に(☜クリック)お話しました。

 

でも、サプリメントにしても、医療処方にしても、EPA製剤は高価です。

 

まずは、体内のEPA値を測定してから、内服に関して、考えてみられては

どうでしょうか?

当院でも、測定できます。

動脈硬化性疾患(主に生活習慣病・・・糖尿病・高血圧・脂質代謝異常など)

を患っておられる方は、保険適応で検査ができます。

 

血管が硬くなるのは、本当に、脳卒中(脳出血・脳梗塞などの総称)や心臓

疾患を引き起こすの怖いです。

 

昨日の<脂質代謝異常の加療の戦略>の勉強会の中でも、EPA/AA比の

話はでていました。

魚をよく食べる国(日本)では低値の人は少ないのでは?と言われつつ、

生活習慣による脂質代謝異常の方には、<肉食>で、結構低値な人が

多いと言われています。

私も、3年ほど前から着目はしているんですが、これまで、私の患者さんたちは

高齢者が多かったせいか、低値の人が少なく、最近はしていませんでした。

 

健診でひっかかった方、肉食が気になる方には、やはり、積極的に検査を

勧めていこうと、昨日は<うんうん>と思いながら、帰宅しました。

 

病気は、早期発見早期治療(できれば、完治)を目指していきたいです。

頑張ります。