家族が大きな病気を患うと、家族それぞれの思惑が交錯して
治療方針に、影響がでることがあります。
特に、高齢の患者さんになってくると、基礎疾患があり、
手術をするにしても、手術を乗り切れるのか、でも、手術をしなければ
どうなるのか、と、苦渋の決断を迫られることがあります。
大きな病院で決断を下されたことに、当院に相談にこられる患者さんが
おられます。
そんなとき、私も家族の一員になったかのような気持ちになります。
そして、家族さんの、本人さんの思いを、そのまま、大きな病院の先生に
ご相談してください、私もお手紙を書きますから、と、お話します。
かかりつけ医の仕事は、まさに、患者さんに寄り添う、ということが
とてもとても大きな割合を占めていると思います。❤