調剤薬局さんから、当院の患者さんが、<先生からもっと話を聞きたかったといわれています・・・>と電話がかかってきました。
えぇっ!!!!!
診察に立ち会った看護師さんとも、あれ以上、丁寧に説明するのは無理だと思うけど・・・・・検査の結果内容、薬の効果、現状がうまくいっていること、副作用がでているようなことはないこと・・・・あれ以上、なんだろうか・・・と、頭をひねりました。
うぅむ。
というわけで、他の薬局さんとも、実際にお薬を渡すときに、患者さんから、医者に対して、どんなことをおっしゃることが多いか、聞き取りをしてみました。
謎は、解けました。
医者の説明に不満げな患者さんと話をすると、医者が、とても丁寧に説明し、患者さんが理解されていることは多いんだそうです。でも、それは、<患者さんが聞きたかったことではない>という、かみ合わせがうまくいっていないことがあるんだそうです。
なるほど。
かかってきた電話も、確かに、<お薬を減らす基準についてもっと聞きたかったと、おっしゃっています>というものでした。
医者がきちんと説明したいこと・わかってほしいこと、と、患者さんが聞きたいこと、の間にギャップがある場合があるんですね。今回は、そのことを学びました。
コミュニケーション力、しっかりと、磨いていきます。