👨👩大切な患者さん👩👨

2-4月は、転勤による、次の医療機関への紹介状を作成することが多く、なんだかしんみりしました。それは、単純に、人との別れが寂しいのだと思っていました。

 

続々と届く、次の医療機関からの<患者さんが受診されました>というお手紙に安堵しておりましたが、そのなかの一通に、なぜ、そんなに自分がしんみりしてしまったのか、気付くことができました。

 

経過報告とともに、最後の一行に<大切な患者様をご紹介頂き、ありがとうございました。今後、一生懸命加療していきます>という記載がありました。

 

そうなのです、私は、自分が一生懸命みてきた(大切な患者さん)を手離すことに、ものすごいさみしさを感じていたのですね。

そして、このような、心温まるお手紙をくださる先生のところを受診されたことは、本当にうれしい限りでした。

 

<大切な患者さん>、確かに、医者は、そういう思いで患者さんに接していると思います。